訪問日:2018年8月21日(火)
旭川醤油ラーメン

札幌味噌ラーメン、函館塩ラーメンに並び、北海道三大ラーメンの一つに数えられるご当地ラーメン「旭川醤油ラーメン」。
旭川のラーメンもお店によって様々ですが、傾向として多くみられる特徴が、魚介と豚骨・鶏ガラなどを使ったダブルスープの醤油味で、麺は低加水の中細縮れ麺を使用。
旭川は養豚業が盛んで、廃棄になる骨を活用しようと豚骨スープが考案されたものの、豚骨特有の臭いが強いため、魚介を合わせたダブルスープになったといわれています。
また厳しい寒冷地であるといった背景から、スープを冷めにくくするため、ラードを入れてスープ上面を油膜で覆うという特徴も多く見られます。
旭川におけるラーメン発祥の歴史については諸説あり、戦前から広まったといわれていますが、現在ある旭川ラーメンのスタイルは戦後に確立されたといわれています。
そのルーツといわれているのが、1947年に創業し、屋台から始まったお店「青葉」と、同年創業の「蜂屋」の2店。
どちらも旭川ラーメンを巡る上では外せない名店です。
蜂屋

今回初めて旭川に来たので、「青葉」と「蜂屋」の両方に行ってみることにしました。
『蜂屋』は創業店と本店があり、創業店で始まった後、店舗が狭くなったので現在の本店へと移転、その後再び創業店を営業再開したそうです。
過去には新横浜ラーメン博物館への出店や、東京に支店を展開していたこともあり、全国へ旭川ラーメンの存在を広めた立役者。
また『蜂屋』の創業者は、旭川ラーメンで大きなシェアを持つ老舗の製麺所「加藤ラーメン」の創業者と兄弟ということもあり、『蜂屋』は旭川ラーメンに多大な影響を与えた存在であることがよくわかります。
創業店と本店とどちらへ行くか悩みましたが、今回は『創業店』へ行ってみることにしました。
アクセス
場所は旭川駅より徒歩10分ちょいの距離。
駐車場は店前に5台分くらいあり、近隣にはコインパーキングも沢山ありました。
混雑状況
この日は平日の火曜日、開店時間の20分前である10時10分くらいに到着。
到着時はまだ他にお客さんはおらず、開店時間までに3組ほど増えました。
メニュー・商品ラインアップ



壁の至る所にサインが飾られていました。
ラーメンには醤油の他にも塩、味噌もあります。
サイドメニューには豚めしと餃子。
また蜂屋は昭和21年に蜂蜜を使ったアイスクリーム店を開業しており、蜂屋という屋号はこの蜂蜜アイスが由来。
その蜂蜜アイスが復活したそうで、店内で販売していました。
ラーメンはやはりまずは醤油から。
ラードの量を調節でき、多めで頼むのが人気とのことですが、まずは普通で食べてみることにしました。
感想

【しょうゆラーメン】750円(税込)
薄茶色の醤油スープに、焦茶色の焦がしラードがたっぷり浮かんでいます。
今回のラードの量は普通なので、まだラードの下のスープの色がわかりますが、多めにしたら上面全てが焦茶色で覆われるようです。
スープは豚骨などの動物ベースに、アジメインの魚介を合わせたWスープ。
こってりしてそうな印象を受けましたが、スープ自体はサラッとした口当たりで割とあっさりめ、ガツンと広がる焦がしラードの香ばしい風味が印象的。
この焦がしラードは背脂と鰹節の出汁を混ぜたものを炙って作るとか。
通常の量でも結構なパンチが効いているので、多めにしたらすごいことなりそうです。

麺は中細縮れ麺、適度なコシがある低加水気味の食感。
具材はチャーシュー、メンマ、ネギでシンプルでした。
旭川ラーメンを代表する老舗の名店、ようやく来ることができて良かったです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/hachiya19471208
食べログ
蜂屋 五条創業店
0166-22-3343
北海道旭川市五条通7丁目右6

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