訪問日:2018年8月24日(金)
函館塩ラーメン

「札幌味噌ラーメン」、「旭川醤油ラーメン」と並び、「北海道三大ラーメン」の一つといわれる『函館塩ラーメン』。
幕末の安政元年(1854年)の開港をきっかけに、欧米をはじめとする異国文化との交流が始まった函館は、異国情緒を感じる建物が各地に立ち並ぶ独特の街並みが魅力的。
開港後は昆布などの海産物の買い付けに多数の華僑が訪れるようになったことから、中国文化も同様に広まり、中国料理店などが街に見られるようになっていったとのこと。
明治17年(1884年)の函館新聞には、華僑の陳南養という方が開いた洋食店の「養和軒」において、中華料理をメニューに加えたという内容があり、そこには「南京そば15銭」という記載があったそうです。
この「南京そば」は汁そばなのか焼きそばなのか、レシピなど詳細資料が明らかになっていないため、現在のラーメンとの関係性について定かではないようですが、一説では「日本最古のラーメン」といわれているとのこと。
しかし函館は全国の中でも先駆けて、中華料理店やラーメン文化が根付いたのは確かなようです。
函館のラーメンは豚骨等をメインに使った塩味の澄んだスープに、中細のストレート麺、シンプルな具材が特徴。
これは「タンメン」など、塩味のスープが主流の中国の麺料理の流れをそのまま引き継いでいることが理由と考えられているそうです。
老舗の名店をはじめ、函館には様々な人気ラーメン店があります。
滋養軒

今回訪れたお店は、昔ながらの函館ラーメンが食べられる老舗の名店『滋養軒』。
創業は戦後間もない昭和22年(1947年)。
函館では老舗の函館ラーメンのお店がどんどん減ってきているらしく、こちらのお店は今では貴重な存在です。
アクセス
場所は函館駅から徒歩4〜5分の距離。

駐車場は店舗裏の空き地のような所に3台分ありました。
混雑状況
この日は平日金曜日、開店30分前の11時頃に到着。
まだ駐車場には車も無く、店前にも誰もおらず、開店までまだ時間があったので、一旦車に戻って少し時間を潰していました。
しばらくすると駐車場に他の車も来たので、そろそろ行こうかなと15分前に店前に行くと、なんとさっきは0人だったのにこの時15人もの待ち客。
一体この15分の間に何があったんでしょうか。笑
結局1巡目を逃して待つことになりました、馬鹿すぎます。笑
開店はこの日少し早めの11時20分くらいで、結局お店へ入れたのは11時45分頃です。
メニュー・商品ラインアップ



メニューは塩ラーメン以外にも醤油、味噌もあり、広東麺や焼きそばなど、中華料理店っぽい麺料理のラインナップ。
注文はもちろん塩ラーメン、値段が500円なのはかなり安いですね!
感想

【函館塩ラーメン】500円(税込)
油をほとんど感じない、美しく澄んだ塩スープ。
具材はチャーシュー、ネギ、メンマとシンプルかつ王道の内訳。
豚骨や鶏ガラっぽい動物ベースのスープは見た目通りのあっさりとした優しい味わい。
麺は原料に小麦粉とかんすい、塩、生卵のみを使用した自家製で、シコシコとしたコシのある中細麺。
しかしスープとの馴染みはイマイチに感じ、少し味が薄く感じました。
チャーシューは醤油ダレっぽい味がしっかりと染みていて味が濃いめ、あっさりスープとはギャップがありました。
好みにはハマらなかったものの、函館ラーメンを代表する老舗に来れて良かったです!
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
滋養軒
0138-22-2433
北海道函館市松風町7-12

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