訪問日:2018年8月19日(日)
純の番屋


北海道知床半島の南東部、羅臼町にある水産加工会社「舟木商店」が直営する食事処。
こちらのお店の何よりの特徴が、ドラマ「北の国から2002 遺言」の舞台となった「純の番屋」を再現したという建物。
実際に撮影に使われた番屋は訪れるのに困難な場所にあり、観光で訪れる人に雰囲気を感じてもらうため、観光協会が町内ボランティアの協力のもと再現したそうです。
私はドラマは見ていないので建物についてはよくわかりませんが、羅臼の新鮮な海の幸が楽しめる食事処として、ドラマファン以外にも魅力的なお店。
こちらのお店は朝から営業しているので、今回は知床観光へ向かう前に、朝食を食べに訪れました。
アクセス
海岸線を走る国道335号線沿いの看板を目印に、海岸方向へと進んでいくと、それらしい独特な雰囲気の小屋がありました。
駐車場もお店周辺にあります。
混雑状況
この日は日曜日、お店へは9時過ぎの到着。
すでに結構な数のお客さんで賑わっていましたが、待ち時間はかからず済みました。
メニュー・商品ラインアップ




メニューはサーモン、ウニ、いくら、キンキ、ホッケなど北海道らしい王道海鮮の他、珍しい羅臼ならではのご当地海鮮も種類豊富。
黒ハモやサメガレイ、幻といわれる高級なブドウエビ、そして海馬(トド)の肉もありました。
今回はときしらずの定食と、食べてみたかったトド肉、そして幻という希少な「鮭児」の刺身を注文!
感想

【ときしらず定食】1780円(税込)
焼いたときしらずの他、いくらや刺身、漬物やおひたし、そしてカニ汁がセットになった豪華な定食。
北海道で獲れる鮭は秋鮭とときしらず(時鮭)に大別されるそうです。
秋鮭は北海道の川に帰ってきた鮭で、8月から漁が始まる秋の味覚。
それに対してときしらずはアムール川などロシアの河川に遡上すると推定される鮭で、春から夏にかけて日本を回遊してくる時に漁獲されます。
秋鮭とは時期が異なるため、『ときしらず』と呼ばれるとか。
ときしらずは産卵のために帰ってくる秋鮭とは異なり、産卵前に栄養を蓄えている段階のため、脂のりが良いことが特徴。
秋鮭に比べると脂の量がなんと3倍や4倍ともいわれており、焼きで食べても刺身で食べても美味しいので大好きです。
こちらの焼き鮭も脂が乗っていて非常にご飯が進みます。
さらにいくらや刺身も付いていたので、ご飯は本当に一瞬で無くなりました。笑
刺身はタコとサーモンと、カレイみたいな白身。
値段は少し高いですが、色々楽しめて満足感ある内訳でした。

【幻の鮭児さしみ】1000円(税込)
3切れで1000円はなかなかの値段ですが、「鮭児(けいじ)」はかなりの高級魚。
ときしらずと同じく、アムール川などで生まれた若いシロザケで、11月上旬から中旬にかけて主に知床から網走付近で漁獲されるそうです。
幻ともいわれる所以は、1万匹に1〜2匹程度しか取れないという希少さから。
判別方法は、腹を開けて胃袋の下側についている幽門垂の数が220くらいあれば鮭児と言われるそうです。
全身トロ状態といわれるほど驚異的な脂のりが特徴とのこと。
今回の刺身はルイベ(凍った刺身)での提供。
かなり冷たいですが、それでもトロけるような抜群の脂のりはよくわかり、とても美味しかったです。

【海馬やき】700円(税込)
以前から北海道の珍味として聞いたことがあったトド肉。
トドは漁業関係者からは「海のギャング」と呼ばれ、漁業被害を与える害獣として駆除の対象になっているとか。
トド肉はクセがかなり強いという情報を目にしましたが、こちらのトド肉はかなり濃い目のタレで味付けてあり、クセは全く感じません。
身も柔らかくて、なんだか鯨の赤身肉に近いような味、むしろ美味しいという意外な結果でした。
珍しいものも色々食べられて良かったです。
特に観光客には面白いお店かもしれません。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://kitanokunikara-junnobanya.com
食べログ
純の番屋
0153-87-5667
北海道目梨郡羅臼町礼文町2-8

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