訪問日:2024年11月15日(金)
徳島ラーメンとは
徳島ラーメンはその名の通り徳島県のご当地ラーメン。
豚骨スープに薄口醤油や白醤油などで味付けした白系、鶏ガラや野菜などを使って薄口醤油を加えた薄い色のスープを用いる黄系、豚骨スープに濃口醤油やたまり醤油で味付けした茶(黒)系と、スープが大きく3種類に分けられるといわれています。
他には麺は縮れが少なく短くて柔らかめ、具にはネギ、メンマ、モヤシなどが多く、チャーシューではなく甘辛く煮た豚のバラ肉、玉子といえば生卵がトッピングされるといった特徴があるそうです。
味付けは甘辛いものが主流で、特に茶系のものはスープの色やバラ肉、生卵といった特徴から「すき焼き風ラーメン」と表現されることもあるようです。
その歴史は戦後の1949年頃に屋台から始まったらしく、徳島で豚骨ラーメンが広がったのは、日本ハムの前身である徳島ハムの工場があったことから、安価な豚骨が大量に供給されたのが理由といわれています。
1998年に「いのたに」が新横浜ラーメン博物館に出店したことで徳島ラーメンが全国に知られるようになったそうですが、「いのたに」が茶系の代表格であったことから、徳島ラーメンといえば主に茶系のイメージが浸透しているとのこと。
上板サービスエリア(下り線) かみいたきっちん


今回訪れたのが、徳島県板野郡上板町にある「上板サービスエリア(下り線)」内のフードコート「かみいたきっちん」。
こちらのサービスエリアは徳島IC~藍住IC間の開通に伴って1995年8月9日に供用開始され、2014年12月19日にリニューアルオープン。
運営は香川県高松市古新町にある、1987年7月22日に設立した「穴吹エンタープライズ株式会社」が行っているようです。
「穴吹エンタープライズ株式会社」はホテル・旅館事業、スポーツ健康増進事業、サービスエリア事業など様々な事業を行っており、サービスエリア事業では「上板サービスエリア(上下線)」、「津田の松原サービスエリア(上下線)」、「道の駅 滝宮」、「綾川町うどん会館」なども運営しているようです。
メニュー・商品ラインナップ



「かみいたきっちん」では名物「徳島ラーメン」を中心に、麺類、丼物、定食、テイクアウトフーズなどを幅広く提供。
営業時間は7:00~21:00(ラストオーダー20:30)と24時間営業ではないものの、朝から営業しているので、今回は祖谷方面への移動中に朝食を食べに寄って行くことにしました。
人気NO.1と書いてあった「徳島ラーメン半チャンセット」を注文!
感想



【徳島ラーメン半チャンセット】1110円(税込)
スープは茶色の豚骨醤油スープで、豚バラ肉がトッピングされ、別皿に生卵もついている、徳島ラーメンの定番「茶系」タイプ。
濃いめの甘辛味ですが、油は控えめでスッキリとした口当たり。
麺はチュルッと瑞々しくて適度なコシがあるモチッと食感。
バラ肉にも甘辛い味付けが効いていて、生卵もまろやかになり相性が良かったです。
チャーハンはパラパラではなくシンプルにかたくて、味付けは控えめであっさりしていました。


食後は売店コーナーでお土産を見ていましたが、上板サービスエリア下り線完全限定販売で、売り切れ必至という人気の商品が「真砂いも」。
こちらは徳島を代表する芋菓子の老舗店「栗尾商店」が、真の砂で育った最高品質の鳴門金時で作り上げた逸品とのこと。


シンプルな塩味が食べたかったのですが、この時は売り切れなのか梅と柚子しか見当たらず。
柚子のみ買っていくことにしました。

【真砂いも(柚子)】540円(税込)
しっとりほっくりした食感で、いも感濃いめの重厚な甘さが楽しめますが、柚子がガッツリ効いた爽やかな後味。
とても美味しいのですが、個人的に柚子は特に必要ないように感じました。
次回塩味を見かけたら必ず買いたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.w-holdings.co.jp/sapa/2494.html
食べログ
上板サービスエリア 下り スナックコーナー
088-694-6955
徳島県板野郡上板町大字神宅字山田99-16 徳島自動車道 上坂SA 下り
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