訪問日:2025年9月28日(日)
笠間稲荷神社名物いなり寿司
日本全国で親しまれている料理でありながら、各地で様々な特徴があるのが面白い「いなり寿司」。
「いなり寿司」の由来については諸説ありますが、江戸時代に稲荷神社に供えてあった油揚げの中にご飯を詰めたことが始まりという説が知られており、江戸時代の文献には屋台でいなり寿司が売られている様子が描かれているとのこと。
全国には様々ないなり寿司がありますが、大きく分けると関東では長方形型で濃口しょうゆで色濃く仕上げ、関西では三角形型で薄揚げ(京揚げ)を使い、淡口(うすくち)しょうゆで味付けるのが主流。
また中身にも違いがあり、関東は寿司飯のみや、ごま、麻の実を混ぜるだけのシンプルなもの、関西を中心とする西日本では五目寿司のような具材の入ったいなり寿司が多くあるそうです。
発祥の地についても諸説あり、江戸、名古屋、愛知県の豊川稲荷門前町の3カ所が有名。


茨城県笠間市にある、日本三大稲荷の一つといわれる「笠間稲荷神社」の門前町でも「いなり寿司」が名物になっており、古くから市民や参詣客に親しまれてきたとのこと。

笠間のいなり寿司は酢飯にくるみや胡麻、地元名産の舞茸を入れたものや、笠間発祥といわれている酢飯の代わりに蕎麦を詰めた「蕎麦いなり寿司」など、他の地域ではなかなか味わえない多彩なバリエーションが特徴。
農林水産省の公式サイトでは「五目いなりずし」という名称で、茨城県の郷土料理の一つとして紹介されています。
平成18年(2006年)には笠間のいなり寿司を全国に広めるためのまちおこし団体「笠間のいなり寿司いな吉会」が発足し、様々なイベントを通じて笠間いなり寿司の魅力を発信しているとのこと。
「笠間のいなり寿司いな吉会」の公式サイトでは笠間いなり寿司の販売店一覧も掲載されていますが、最終更新が2014年とかなり前なので、現在とは情報が異なる可能性が高そうです。
きむらや

今回訪れたお店は、茨城県笠間市、笠間稲荷神社の門前町にあるお店『きむらや』。
公式サイトなどは見当たらず、お店の正確な情報についてはよくわからなかったのですが、「地域情報サイト まいぷれ」というサイトでは創業80年を超える老舗と紹介されていました。
私が訪問した2025年9月時点では11種類ものバリエーション豊富ないなり寿司を販売しており、蕎麦やうどんとともにいなり寿司が楽しめるセットが人気とのこと。
今回行きたかったお店の候補は「つたや」や「くるみ稲荷ずし 二ツ木」など他にもありましたが、いずれも11時からのオープンのようで、今回は少し早い10時から営業している『きむらや』を選択。
アクセス
場所は笠間駅から徒歩23分くらいの距離。
駐車場は店舗横にありました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には9時40分頃に訪問。
Googleマップの情報では10時からの営業でしたが、店頭には既にいなり寿司が並んでおり、入口が開いていたので、店員さんに声をかけて購入可能か確認したところ、大丈夫とのこと。
この時他に先客はおらず私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ


今回は気になったいなり寿司を5個テイクアウトで購入!
感想


【ゆばきのこいなり】150円(税込)
【あなごいなり】150円(税込)
【れんこんいなり】150円(税込)
【そばいなり】150円(税込)
【くるみいなり】150円(税込)
油揚げはジューシーで引き立つ甘さがとても好み。
ゆばきのこは湯葉とキノコ入りでプリプリした食感、あなごはホロホロとした身がのっていて甘辛く濃厚な味わい。
れんこんはシャキシャキの蓮根とピリ辛で少し酸味が利いたような昆布の佃煮?がのっていて個性的。
そばいなりは酢飯の代わりに柔らかい蕎麦ときゅうりが入っていて、あっさりさっぱりした味わい。
くるみは酢飯の中に細かいくるみが混ぜ込まれており、香ばしくて1番好みの味でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
きむらや
0296-72-0268
茨城県笠間市笠間1351

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