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たっぷりのキャベツで蓋をし、ジンギスカン鍋で焼いて煮る『鹿角ホルモン』!【ホルモン幸楽】(秋田県鹿角市)

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訪問日:2024年9月2日(月)

目次

鹿角ホルモンとは

秋田県鹿角市(かづのし)の名物として知られている「鹿角ホルモン」。

「鹿角ホルモン」は味噌ベースの甘辛いタレに漬け込んだ豚や牛の内臓肉を、ジンギスカン鍋でキャベツや豆腐と共に焼く調理法が特徴的。

キャベツはホルモンに蓋をするように乗せ、キャベツから出た水分がタレや脂と絡んで旨味たっぷりの煮汁となり、それをスプーンですくって回しかけながら全体に味を馴染ませて完成。

元祖といわれているのはJR花輪線の鹿角花輪駅近くに本店を構える、1951年創業の「ホルモン幸楽」というお店。

創業者は当時ホルモンを食べる文化の根付いていた兵庫県明石市から、姉を頼りに鹿角に移住。

鹿角では一般的でなかったホルモンをいかに食べやすく提供するか試行錯誤を重ね、韓国風焼肉のプルコギをヒントに調味し、ホルモンの旨味を余す事なく野菜に染み渡らせるよう、ジンギスカン鍋を使用するスタイルを完成させたそうです。

当初はほとんど売れなかったそうですが、店外まで漂う甘い味噌の香りに誘われて、近所の人達や、当時鹿角市にあった「尾去沢鉱山」に全国から出稼ぎで訪れる労働者の人達によって評判が広まっていったとのこと。

ホルモン幸楽

今回訪れたお店が、上述の「鹿角ホルモン」発祥の店といわれている『ホルモン幸楽』。

お店の歴史については公式サイトに以下のように書いてありました。

昭和26年、現社長の祖母が秋田県鹿角市花輪に食堂を開店いたしました。当時、ヤミ市で手に入れた食材で丼などを提供し、人気を集めておりましたが、のちに立ち退きとなり昭和32年に現在の本店場所に移転。「幸楽」として再び開店いたしました。
メニューとして当時は一般的でなかったホルモンを、いかに食べやすく提供するか試行錯誤を重ね、韓国風焼肉のプルコギをヒントに調味しました。そして、ホルモンの旨味を余す事なく野菜に染み渡らせるようジンギスカン鍋を使用し提供するスタイルの幸楽オリジナル『ホルモン鍋』を完成させました。
当初はほとんど売れない日もありましたが、近所の人達や、当時鹿角市にあった「尾去沢鉱山」の労働者や出稼ぎ帰りの人達が、店の外にまで漂う甘いみその香りに誘われ〝家より先に立ち寄る店〟として評判が広がりました。全国から訪れる鉱山の労働者により『幸楽ホルモン鍋』の評判はのちに全国へと伝わっていきました。
現在は、本店の他、直営店として秋田県鹿角市に1店舗、大館市に1店舗、秋田県鹿角郡小坂町に1店舗、岩手県盛岡市に1店舗、計5店舗ございます。
幸楽ホルモンの卸売店は全国60店舗近くにのぼり、通信販売で全国各地からご注文をいただいております。
地元秋田のふるさと納税の返礼品としても人気がございます。
先代から受け継いだ味を70年以上の時が流れても変わらない味として全国の皆様に愛されるよう、親子3代に渡って守り続けております。

ホルモン幸楽の歴史

店舗は本店の他、直営店として鹿角市に1店舗、大館市に1店舗、小坂町に1店舗、岩手県盛岡市に1店舗の合計5店舗があるそうで、今回は本店に行ってきました。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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