訪問日:2018年11月3日(土)
まさごそば

岐阜県高山市のご当地ラーメン『高山ラーメン』。
鶏ガラや豚骨をメインにした醤油スープに、細縮れ麺を使うのが一般的。
何よりの特徴というのが、ラーメンのスープは出汁とタレ(かえし)を別々に作ることが基本ですが、高山ラーメンでは寸胴にタレを混ぜ、一緒に煮込むという珍しい手法を取り入れています。
そのため、ベースの出汁に合わせるタレを変えた塩ラーメンや味噌ラーメンといったバリエーションは無く、必然的にメニューは醤油味のみというお店が多いです。

今回訪れたのは、高山ラーメン発祥の店として有名な『まさごそば』。
昭和13年に屋台から始まったという創業80年以上の老舗。
初代店主は元々和食の料理人で、東京の「ホテル雅叙園東京」で修業をしていた頃、中国人の作る麺料理を見て、見よう見まねで中華麺の打ち方を覚えたそうです。
屋台で営業していた頃は、昼は料亭金亀館の和食料理人として働き、夜に屋台を引いていたといいます。
醤油ダレを出汁と共に寸胴で煮込むという高山ラーメン独特の手法は、こちらのお店を原点に高山に広まっていったとのこと。
高山でラーメン文化が広まったのは戦後から。
今では「そば」といえば「中華そば」を指すくらい、ラーメンが高山の食文化として根付いています。
『まさごそば』は今回訪れた高山のお店の他、名古屋にも「真砂そば(まさごそば)」という名前の暖簾分けらしきお店があるそうです。
アクセス
場所は高山駅より徒歩8分ほどの距離。
駐車場もお店の斜め向かいに2台分あるそうですが、高山観光で色々回りたかったので、近隣のコインパーキングに止めてからお店へ行きました。
混雑状況
この日は土曜日、お店には11時半過ぎに到着。
店内は満席でしたが外待ちはないので少しだけ店内で待ち、すぐに案内してもらいました。
メニュー・商品ラインアップ

メニューは中華そば、大盛中華そばとシンプル。
あとは150円でご飯もありました。
感想

【中華そば】700円(税込)
具材はチャーシュー、ネギ、メンマとシンプルな構成。
ブラック系ラーメンを彷彿させるような黒っぽいスープですが、見た目の割にしょっぱさはなく優しい味わいで、油っこさも感じないあっさりスープです。
スープは豚骨、鰹節や煮干しなどの魚介、ニンジンや玉ねぎなどの野菜を使用。
昔は鶏ガラだったようですが、現在は豚骨を使っているようです。
特に感じるのはカツオの味わい。
芳醇で濃厚な旨みがブワッと広がり、たまらない美味しさです。
麺は自家製で、平打ちの細縮れ麺。
少し柔らかめでピロピロとした啜り心地の良い麺です。
縮れ麺大好きですし、スープとの馴染みも良くて相性抜群でした。
高山ラーメンの原点でもあり、今回何軒か巡った高山ラーメンの中でも特に好みだった絶品中華そば。
私の中では本当に偉大なお店です。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
まさごそば
0577-32-2327
岐阜県高山市有楽町31-3

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