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小麦粉生地で作られる、大洗名物の『みつだんご』!【味の店 たかはし】(茨城県大洗町)

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訪問日:2023年11月3日(金)

目次

『みつだんご』とは

茨城県東茨城郡大洗町(おおあらいまち)のご当地グルメとして知られる『みつだんご』。

だんごには一般的に「米粉」を原料に使用しますが、『みつだんご』は「小麦粉」を使うのが大きな特徴。

小麦粉に水を加えて練り上げた生地を、たこ焼き器のような型で丸く焼き上げて串に刺し、みたらし団子のようなタレを絡めて、きな粉をまぶします。

発祥については定かではないようですが、大洗町では大正時代から色々な駄菓子屋などで売られていたそうです。

しかし現在では販売店が減ってしまい、2023年11月時点では「味の店 たかはし」と「白土屋(休業中?)」の2店舗くらいしか販売店が見つけられませんでした。

あと同じようなタイプのお菓子として、那珂湊にある「あべ川 木内」というお店では「あべ川」という名前で販売されているようです。

味の店 たかはし

今回訪れたのが貴重な提供店の一つ『味の店 たかはし』。

朝日新聞に掲載されていた記事によると、元々は店主の両親が総菜店として2000年にオープンしたそうで、その後現店主が受け継いだとのこと。

店主の祖母が昔みつだんごのお店を営業していたそうで、当時の味を知るお客さんからの要望で、祖母からレシピを受け継いで母が復活させ、こちらのお店でも販売を開始。

2006年頃からテレビ番組で紹介され、お客さんも増えたことからみつだんご専門店に業態変更したとのこと。

2012年からは大洗を舞台にしたアニメ「ガールズ&パンツァー」にみつだんごが登場したこと影響もあって、県内外からアニメの聖地巡礼で立ち寄るお客さんが増えたそうです。

アクセス

場所は大洗駅から徒歩14分くらいの距離。

駐車場は店舗の東側にありました。

混雑状況

この日は祝日の金曜日、お店には12時50分頃に訪問。

この時店前に2人並んでいて、提供待ちという感じでした。

メニュー・商品ラインナップ

目当てのみつだんごは10本入りと5本入りのパック商品がありますが、バラ売りでの販売も可能とのこと。

1~2本での持ち帰りの場合はパック代が10円かかるようです。

店前には椅子もあるので、その場ですぐに食べることも出来ます。

今回は5本入りのパック商品を持ち帰りで購入。

感想

【小パック5本入】350円(税込)

まだ熱々のうちにいただきましたが、モッチリと柔らかな食感、ほんのりと広がる香りは小麦粉ならではの風味。

通常の団子はもう少し粘りがありますが、モッチリしつつも歯切れの良い食感が独特で、やはり普通のだんごとは異なります。

タレは甘めでコクがあるまろやかな味わい、香ばしいきな粉はバランスの良い量。

一気に5本食べるのは多かったので、1本だけ冷めるまで置いておきましたが、モチモチ感は増したものの、まだかたくならずに美味しく楽しめました。

でも温かい方が美味しかったので、食べられる適量を購入しましょう。笑

ご馳走様でした!

公式サイト等

Twitter

食べログ

味の店 たかはし

029-267-3954

茨城県東茨城郡大洗町磯浜町884 

https://tabelog.com/ibaraki/A0801/A080102/8000394/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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