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何もつけなくても絶品、お手頃価格で高品質な牡蠣を堪能できる、大行列のかき小屋!【島田水産】(広島県廿日市市)

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訪問日:2024年2月11日(日)

目次

島田水産

室町時代より養殖が開始され、現在では生産量が全国の約6割を占めるという、広島を代表する名物『牡蠣』。

広島に来たら牡蠣料理を食べるのが定番の楽しみ。

牡蠣の美味しいお店は食事処、居酒屋、オイスターバーなど数多くあります。

お手頃価格で気軽に美味しい牡蠣が楽しめるお店として、個人的にハマっているのがセルフの浜焼きスタイルで食べる「かき小屋」。

今回訪れたのが、広島県廿日市市の宮島口西にあるお店『島田水産』。

創業は1688年と300年以上の歴史があるという老舗。

創業者の木屋周蔵さんが「かき船」の創成期である1688年に草津かき仲間を作り、大阪表にかき船を出したのが始まりとのこと。

「かき船」とは

「かき船」は江戸時代に始められたという営業形態。

広島の牡蠣養殖業者は大阪まで船で運んで直接販売を始め、そのうち牡蠣の販売だけでなく試食もさせるようになり、船の上に座敷を設けて牡蠣料理を食べさせるようになったそうです。

宝永5年(1708年)の大阪大火の際、高麗橋西詰にあった高札を死守するためにかき船に積み込んで火災の難を免れたという功績から、大阪表堀川筋一円のかき船営業特権を取得したことで、大阪の営業を長年続ける事ができ、その後大阪以外にも瀬戸内海沿岸九州北陸路にも販路を拡大。

広島かきの名声の基礎は「かき船」の営業によって造られたといわれています。

「かき船」は戦後から急激に数が減少し、現在では各地に僅かしか残っておらず、島田水産でも平成13年に京都で営業していた「かき春」が閉店したことでかき船としての営業は終了したとのこと。

現在では宮島口を拠点に、広島産牡蠣の養殖・販売・かき小屋の営業を行っていますが、江戸後期から使用されていた「かき船」の看板は現在入口に掛けられているそうです。

広島のかき小屋を調べると、人気店として頻繁に紹介されているのがこちらの『島田水産』。

牡蠣シーズンの冬期限定営業のお店が多い中、こちらのお店では通年営業しているのも魅力的です。

アクセス

場所は宮島口駅から徒歩12分くらいの距離。

駐車場は店舗前は直売店専用になり、食事の場合は少し離れた第2・第3駐車場を利用する必要があります。

混雑状況

この日は日曜日、お店には11時過ぎに到着。

この時大行列で50人くらいは並んでいる印象。

駐車場も満車で、止めるまで数分待ち時間がありました。

お店に並び始めてからは1時間以上の待ち時間を覚悟していましたが、席までは30分くらいで案内してもらい、回転はかなり早かったです。

席はシーテラス席と店内席があり、私は店内席に案内してもらいました。

メニュー・商品ラインナップ

注文はQRコードをスマホで読み込んで注文できるので便利です。

こちらのお店では調味料は有料、ドリンク類は自販機で購入になるので、必要なものは持参するのがオススメです。

また焼き牡蠣を食べる際は別途1テーブルにつき炭代550円がかかります。

平日70分土日祝60分の牡蠣食べ放題コースもありますが、一度に焼ける数がそんなに多くなさそうで、焼時間も考慮すると、全力でフル稼働しても思ったよりも数が食べられないと思い、今回は単品での注文。

一番の目当ては焼き牡蠣ですが、焼き牡蠣の他にもかき飯やカキフライ等が付いた『かき尽くし定食』があったので、今回はこちらを注文。

またメディアや催事などで好評という「かきグラまん」も気になったので、こちらも1個追加。

感想

【かき尽くし定食】2310円(税込)
【かきグラまん】450円(税込)

今回は同行者と2人での訪問で、定食は2つ注文。

他の料理の写真は1人分ですが、牡蠣の写真は「焼きがき一盛り」の2人分になるので、『焼きがき二盛り』になります。

数は大きさによって異なるとは思いますが、15個入っていたので、「焼きがき一盛り」は大体7~8個くらいですかね?

焼き牡蠣用の牡蠣はすぐに提供されましたが、それ以外の料理は提供まで30分以上かかりました。

焼き方に従って焼き進めますが、一度に焼けるのは8個くらい、焼き時間は8分ですがひっくり返したり色々していると10分くらいはかかります。

もしそのまま食べて物足りなかったら調味料を購入しようと思いましたが、何もつけなくてもほんのり塩気があり、芳醇な牡蠣の風味と旨味の強さに驚き、そのままで十分絶品です。

焼いた後の牡蠣の身は大小様々で個体差がありますが、たまに指先くらいの小ささに縮むものもある中、こちらのお店の牡蠣はどれもそんなに縮まずにプリプリでジューシー。

カキフライも身が大きくて、衣はカリカリサクサク、少し油が多かったですが、食べ応えがある美味しいカキフライでした。

牡蠣飯、味噌汁、佃煮も牡蠣の身が2個ずつ入っていて、特に佃煮はご飯が進む甘辛味がとても好み。

かきグラまんも中に2個牡蠣が入っていて、生地はモチッと食感、中にはドロッとしたまろやかなチーズ味のクリームがたっぷり入り、これは確かに人気も納得の美味しさ。

今まで行った広島の牡蠣料理店の中で、特にお気に入りになりました。

また空いているタイミングを狙って再訪したいところ。

次回は要予約のプレミアム牡蠣も注文したいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://shimadasuisan.com/

食べログ

島田水産

050-5872-9977

広島県廿日市市宮島口西1-2-6 

https://tabelog.com/hiroshima/A3402/A340205/34014259/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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