訪問日:2026年7月31日(金)
あんかけスパゲッティ

愛知県名古屋市を代表するご当地グルメの一つ「あんかけスパゲッティ」。
茹でたスパゲティにソースを和えるイタリアのパスタと異なり、あらかじめ茹で置きしておいた太いスパゲッティを焼きそばのようにラードや植物油で炒め、粘度のある餡状のソースをかけた料理。
餡には胡椒をたっぷりと使うため辛味があり、味のベースはトマト味で、ミートソースを名古屋人好みの味に仕立てようとしてできたものだそうです。
野菜トッピングは「カントリー」、ソーセージやベーコン等の肉類トッピングは「ミラネーゼ」や「ミラネーズ」、肉と野菜の両方盛りは「ミラカン」、魚介類のフライをトッピングしたものは「バイキング」など、メニュー名が個性的なのも特徴。
生みの親は「横井博」という方。
1959年に丸栄ホテル(名古屋国際ホテル)で洋食部門のシェフをしていた頃、日本にイタリア料理を広めたいという思いから、うどんのイメージに近く、日本人が馴染みやすいと思われるスパゲッティを作ろうとレシピ研究を開始。
イタリアパスタの定番と言えるミートソースと洋食のデミグラスソースをアレンジし、名古屋人好みの濃い味付けのソースを作り、麺はもちもちの食感を出すためイタリアでは使わない強力粉を加えたり、太さを変えた試食品を食べ続けて、2.2mmという太めの麺を採用。
レシピが完成したのは1961年で、その後横井博さんは独立し、親類との共同出資で名古屋市東区に「そーれ」というお店をオープン。
1963年には自身のお店「スパゲッティハウスヨコイ」をオープンしたそうです。
「あんかけスパゲッティ」の名付け親といわれているのが「からめ亭」(1979年の創業時は「ソール本山」)。
当時は「あんかけスパゲッティ」という名称は無く、ヨコイでは「ヨコイのオリジナルミートソース」など、それぞれお店の名前を使うのが主流だったそうですが、あんかけうどんからヒントを得て「あんかけスパゲッティ」 と命名し、テレビで発表したことで大々的に名が知られたそうです。
そーれ あんかけスパ総本店


今回訪れたのは、愛知県名古屋市中区の栄にある『そーれ あんかけスパ総本店』。
こちらのお店は上述の通り、「あんかけスパゲッティ」の生みの親である横井博さんが、1961年に親類との共同出資でオープンしたお店。
現在の店主である金岡晃弘さんは3代目になるとのこと。
元々は東区にあったそうですが、いつ現在地に移転したのか公式情報は出てこず、ネットでは2000年という情報をいくつか見かけました。
「あんかけスパ発祥の店」を掲げており、以前から必ず行ってみたかったお店の一つ。
他に支店などは見当たらず、店舗はこちらの総本店のみのようです。
アクセス
場所は栄駅から徒歩7分くらいの距離。

駐車場はこちらの地図の通り、提携駐車場がいくつかあるようです。(駐車券か駐車証明書が必須)
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には19時10分頃に訪問。
この時店内は客入り2〜3割くらいで空いていました。
メニュー・商品ラインアップ



メニューはソースや麺の種類ではなく、主に具材の組み合わせの違いでここまで多彩なのが特徴。
初見だとどういった内容なのかわからない個性的な名前なのも、あんかけスパのお店の面白いポイントの一つですね。
今回は定番中の定番であり、人気1位である『伝説のミラカン』を注文!
感想

【伝説のミラカン ノーマル】1050円(税込)
ソースは「定番ソース」か「クラシックソース(少し辛め)」から選べますが、伝えるのを忘れていたので、多分「定番ソース」?
こちらはウインナー、ハム、フレッシュトマト、野菜(玉ねぎ・ピーマン)をトッピング。
ドロッと粘度の高いあんかけソースはオースドックスなトマトソース感やミートソース感はあまり感じず、独特のコクに胡椒のパンチが効きまくった個性的な味わい。
これぞあんかけスパという美味しさで、本当にクセになります。
ソースは麺や具材にしっかり絡めても余るくらい、贅沢にたっぷりとかかっています。
麺は太めでモチモチとした食感、パスタというよりは太麺でコシの強い焼きそばのようなタイプ。
ウインナーとハムはどこか昔懐かしい味わいで、野菜はシャクシャクとした玉ねぎの食感が良く、麺のモチモチとのギャップがいい感じ。
麺はノーマルでも300gとボリュームがあり、食べ応えも十分でした。
結構前に行ったので記憶が曖昧ですが、個人的には「スパゲッティハウスヨコイ」で食べた「ミラカン」よりも『そーれ』の方が好みだった印象。
「スパゲッティハウスヨコイ」にも近いうちに改めて行ってみたいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
そ~れ
052-265-3990
愛知県名古屋市中区栄4-9-10 愛信プラザビル 2F

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