訪問日：2025年10月10日(金)
ぐんま・すき焼き
今では全国共通の料理となっている「すき焼き」ですが、群馬県では「すき焼き」を通じて県産農畜産物の魅力を全国に発信する「ぐんま・すき焼きアクション」という活動を行っています。
群馬県は標高差に富んだ地形や、豊富な水資源、長い日照時間などの自然条件に恵まれており、伝統野菜の下仁田ねぎをはじめ、しいたけ、白菜、春菊、そして日本の生産量の9割以上を占めるこんにゃくいもなど、多彩な農業が営まれています。
畜産では豚は全国トップクラスの生産量を誇り、全国で高い評価を受けている上州牛・上州和牛があることから、群馬県はすき焼きの食材を全て県内産でまかなえる「すき焼き自給率100％」の県になっているとのこと。
2014年6月に「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録されたことをきっかけに、国内のみならず海外から訪れるお客さんもおもてなしする料理として「すき焼き」がふさわしいと考え、同年9月に群馬県は「すき焼き応援県」を宣言し、企業や市民とともにその魅力を発信する「ぐんま・すき焼きアクション」の取り組みを開始。
「すき焼きシーズンのスタート時期」、「下仁田ねぎの出荷が盛期に向かう時期」、「いい肉の日」であることから、2015年に11月29日を「ぐんま・すき焼きの日」に制定。
2018年にギネス世界記録「1時間で最も多く提供されたすき焼き」として認定された「オールぐんまdeすき焼きまつり」など、様々なイベントやキャンペーンを通じて、「ぐんま・すき焼き」の魅力を全国・世界へアピールしています。
県内ですき焼きが楽しめるお店については、2018年に開設された「ぐんますき焼きナビ」というサイトに掲載されています。
https://aic.pref.gunma.jp/directly/sukiyaki/navi
すき焼コロムビア
今回訪れたお店は、群馬県下仁田町にある『すき焼 コロムビア』。
お店の公式サイトによると、1960年代から続くすき焼き専門店とのこと。
下仁田ネギをはじめとする新鮮な野菜や、こんにゃく、上州牛、下仁田ポーク、上州鶏など、オール群馬県産の食材にこだわったすき焼きを提供している人気店。
様々なメディアにも紹介されており、中でも2018年4月27日に放送された「孤独のグルメ Season7 第4話」に登場したことで有名。
下仁田に訪れた際は必ず行ってみたかったお店で、今回念願の初訪問です。
アクセス
場所は下仁田駅から徒歩3分くらいの距離。
お店の専用駐車場はありませんが、徒歩2分離れた場所に無料の観光駐車場があります。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には12時50分頃に訪問。
この時店内全体の様子はわかりませんでしたが、案内していただいた大部屋は先客2組合計4人で空いていました。
メニュー・商品ラインアップ
すき焼きは牛(上州黒毛和牛)、豚(下仁田ポーク)、鶏(上州鶏)がありますが、中でも看板メニューというのが孤独のグルメにも登場した「豚すき焼」。
牛は3300円ですが、豚は1500円と格安で、かなりコスパ高めです。
感想
【豚すき焼きセット ごはん100g】1500円(税込)
ごはんは同価格で100・200・300gから選べますが、この後下仁田かつ丼を食べに行く予定だったので100gにしておきました。
すき焼きの作り方はこちらの説明書の通り。
具材は豚肉、春菊、ネギ、白菜、しいたけ、えのき、しらたき、豆腐などで、1回で鍋にピッタリと入る適量。
豚肉は柔らかくきめ細やかな肉質で脂身に甘みがある、下仁田ポークの肩ロースを使用しているとのこと。
しっかり火が通ってもパサつかず、ムッチリと柔らかくてジューシー、甘辛の割下にも負けない濃厚な旨みが広がり、とても美味しいです。
ネギは最初に軽く焼いてあるので、ほんのりと香ばしく甘みのある味わい。
1人用としては鍋が結構大きいですし具材もたっぷり、味にもボリュームにも大満足のすき焼きセットでした！
ご馳走様でした！
公式サイト等
公式サイト
https://r.goope.jp/sukiyakicolumbia
食べログ
コロムビア
0274-82-3128
群馬県甘楽郡下仁田町下仁田362
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