MENU

『仙台あおば餃子』と『マーボー焼そば』、仙台名物を同時に楽しめる中華料理店!【泰陽楼 東三番町店】(宮城県仙台市)

本サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

訪問日:2024年3月20日(水)

目次

泰陽楼

宮城県仙台市青葉区の仙台駅近くにある中華料理店『泰陽楼(たいようろう) 東三番町店』。

公式サイトによると創業は昭和24年(1949年)。

食材のほとんどは仙台の台所と称される「仙台朝市」から仕入れたものを使用し、地元野菜、仙台味噌、気仙沼産フカヒレなど、仙台だからこそできる料理・味にこだわっているお店とのこと。

こちらのお店では仙台名物である「仙台あおば餃子」や「マーボー焼そば」を提供しており、以前から気になっていました。

「泰陽楼」という同じ店名の中華料理店は、同じ仙台市内に他にも「駅前泰陽楼」や「泰陽楼 東一支店」というお店が出てきましたが、直営の支店なのか、暖簾分けなのか、全く関係ないお店なのか、正確な情報はよくわからず。

『泰陽楼 東三番町店』は「泰陽楼」の中で唯一「仙台あおば餃子 提供店MAP」に掲載されていたので、今回行ってみることにしました。

仙台あおば餃子とは

「仙台あおば餃子」は地域特産の野菜である仙台産雪菜を皮に練りこみ、「杜の都仙台」からイメージされる青葉を表現した、鮮やかな緑色でヘルシーな餃子。

「雪菜」はアブラナ科の植物、仙台地域では一年中栽培され、冬でも露地で収穫可能な特産野菜、歯応えが良く、おひたしや炒め物、煮物などに用いられるそうです。

冬に収穫される「ちぢみ雪菜」は寒さで葉が縮んで甘さが増し、特に美味しくなるとのこと。

平成21年度に農業の振興及び地域経済の活性化を目的に、市内で生産された農産物を使った新たな商品開発の委託を行い、「仙台あおば餃子」が誕生。

その後、平成22年5月の仙台・青葉まつりでデビューしたそうです。(平成23年9月商標登録済)

仙台市では「仙台あおば餃子」の提供店や販売店を紹介する「仙台あおば餃子 提供店MAP」を発行しており、仙台市の公式サイトに掲載されています。

仙台マーボー焼そばとは

「仙台マーボー焼そば」はその名の通り麻婆をかけた焼そばで、元々1972年に創業したお店「まんみ」の賄いとして食べられていた料理でしたが、それを見た常連のお客さんの要望から正式なメニューになったそうです。

それが評判となって色々なお店に広まっていき、地域に愛される名物になった!というのが名物・ご当地グルメのよくある流れですが、どうやら「仙台マーボー焼そば」においては少し事情が異なるようです。

「まんみ」で提供を始めてから、他でも提供するようになったというお店は数店に留まり、当時は「まんみ」においても一日に数食くらいしか出ていなかったそうで、とても名物と呼べるものでは無かったとか。

しかし2013年3月にご当地ネタを取り扱う某人気番組において、「マーボー焼そばが仙台名物!」という形で「まんみ」や他数店のマーボー焼そばが紹介されたそうです。

放送終了後にはSNS等で、地元民でもそんなの聞いたことがない!という書き込みが相次いだそうですが、その一方で提供店には来店者が激増し、人気メニューになったとのこと。

これを機に、宮城県中華飲食生活衛生同業組合は発祥の店である「まんみ」が委員長を務める「マーボー焼そば推進委員会」を2013年10月に設立し、本当に宮城名物として普及させていこうという動きになったそうです。

これは面白い流れですね。笑

各店がそれぞれ創意工夫をし、独自のスタイルで提供しているそうですが、「仙台マーボー焼そば」として認定されるには以下の3点の定義があるそうです。

①麻婆を使い、具は豆腐に限定しない。
②麺は焼くか揚げたものとする。
③宮城県中華飲食生活衛生同業組合の認定人が認定したものとする。

「マーボー焼そば推進委員会」の公式サイトや提供店の一覧などは見当たらないので、『泰陽楼』が「仙台マーボー焼そば」の提供店として認定されているのかはよくわかりませんでした。

アクセス

『泰陽楼 東三番町店』はJR仙台駅から徒歩2分くらいの距離。

駐車場は近隣コインパーキングを利用。

混雑状況

この日は祝日の水曜日、お店には18時50分くらいの訪問。

2階席の様子はわかりませんでしたが、案内していただいた1階席はこの時7割くらいの客入りでした。

メニュー・商品ラインナップ

今回は目当ての「仙台あおば餃子」と「マーボー焼ソバ」、そして食べ比べるために普通の「餃子」も注文!

ドリンクは「ウーロン茶」260円を注文!

感想

【餃子】630円(税込)
【仙台あおば餃子】630円(税込)

普通の餃子は定番の酢醤油にラー油ですが、仙台あおば餃子はお酢に胡椒を入れた「酢胡椒」がオススメの食べ方だそうです。

焼き目はパリサクで香ばしく、全体は程良い厚みがあってモチッとした食感。

普通の餃子の餡はジュワッと肉汁が溢れる旨味たっぷりの味わい。

仙台あおば餃子は香り高く爽やかなシソの風味が効いていて、中の餡はニンニク不使用で野菜も多めの印象、お酢の酸味も相まってサッパリあっさりと食べられます。

どちらも美味しかったですが、個人的には普通の餃子の方が好みという結果でした。

【マーボー焼ソバ】980円(税込)

麺は全体的には少し柔らかいですが、所々に付いた焼き目はパリッとポソッとした食感。

麻婆の具材はひき肉、ニラ、ネギ、タケノコ、椎茸などが入っていて、味付けはピリ辛で痺れは控えめ、コクのある旨味が効いたマイルドで食べやすいタイプでした。

仙台名物を同時に楽しめて良かったです!

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://taiyourou0222224996.com

食べログ

泰陽楼 東三店

022-222-4996

宮城県仙台市青葉区中央3-8-24 

https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4002742

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

コメント

コメントする

目次