訪問日:2026年3月20日(金)
小豆島名物 佃煮
400年以上の歴史を持つ、醤油の名産地として知られている香川県の小豆島。
小豆島は野田(千葉)、銚子(千葉)、龍野(兵庫)とともに、醤油の「四大産地」や、大野(石川)を加えた「五大産地」の一つに数えられるといわれています。
小豆島の醤油造りの歴史については、こちらの記事に詳しくまとめました。


そんな小豆島では、醤油を原料にした「佃煮」も名物になっており、こちらは醤油に比べると比較的新しく、戦後に大きく成長した産業です。
太平洋戦争後の深刻な食糧難の時代に、「タケサングループ」の創業者である武部吉次さんが、小豆島の特産品である醤油を使った「佃煮」に着目し、さつまいもの蔓を醤油で炊いた「葉柄佃煮」を昭和20年(1945年)9月26日に発売。
主に阪神地方へ出荷したところ人気を博し、これが小豆島の佃煮産業の始まりになったとのこと。
その後興された同業他社とも協力し、昆布やのりなど様々な原料も入手できるようになって、佃煮業界は発展を続けていき、現在に至るそうです。
現在小豆島では様々な食材を使って佃煮が作られていますが、中でも地域食品ブランド表示基準制度「本場の本物」認定品となっているのは、30年以上使われ続けている昆布、のり、わかめ、しいたけ、おじゃこちりめん、きゃらぶきの6品目だけに厳選されています。
つくだに屋さん

今回訪れたのは、香川県小豆島町の国道436号線沿いにある佃煮専門店『つくだに屋さん』。
こちらは昭和23年(1948年)に小豆島で創業した「岡田武市商店」の直営店。
醤油屋から独立した初代・岡田武市(ぶいち)さんが、釜ひとつから「見よう見まね」で佃煮作りを始めたのが原点とのこと。

釜おじゃこや手作り塩昆布をはじめ、様々な種類の佃煮を製造しており、佃煮だけでなく「佃煮ソフトクリーム」などユニークな商品も販売しているのが面白いポイント。
今回はお土産に佃煮を買いたかったのと、佃煮ソフトクリームにも惹かれたので、こちらのお店に行ってみることにしました。
こちらの店舗はGoogleマップで検索した際も、お店の看板にも『つくだに屋さん』と書いてありますが、食べログや他にお店を紹介している記事では「つくだに屋さん 2号店」として紹介されており、元々他にも1号店があったのかもしれません。
アクセス
場所はバス停「小豆島中学校前」から徒歩2分の距離。
駐車場は店舗横にありました。
混雑状況
この日は祝日の金曜日、お店には13時40分頃に訪問。
この時先客は無しで私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ





佃煮は種類豊富ですが、人気ランキングTOP3は上から「釜おじゃこ」、「ラー油きくらげ」、「こんにゃく昆布」。
今回は1位の『釜おじゃこ』と、3位の『こんにゃく昆布』をお土産に購入し、店内で『佃煮ソフトクリーム』を食べていくことにしました。
サービスで梅昆布茶もいただきました。
感想

【佃煮ソフトクリーム】330円(税込)
しそ入昆布の佃煮の煮汁が入ったソフトクリームで、トッピングにはハートか星型の昆布の佃煮がトッピングされるようです。
ミルキーな味わいをベースに、醤油の風味とコクが絶妙に相まった甘じょっぱい味わいで、意外な美味しさ。
佃煮は甘辛い寒天っぽいトッピングと捉えることもできるような、ソフトクリームと一緒に食べてもちゃんと美味しかったです。



【釜おじゃこ 小袋(80g)】594円(税込)
【こんにゃく昆布(135g)】648円(税込)
「釜おじゃこ」は少し大きめのじゃこでやや歯応えのある食感、甘辛く濃厚な味付けで、胡麻の香ばしさとピリッと生姜が利いた後味。
「こんにゃく昆布」は細切りの昆布とこんにゃくが相まった感じでプリコリした食感、醤油の香ばしさと塩味が印象的で、甘さ控えめの味付け。
どちらもこの量で、お茶碗1杯では全然足りないくらいご飯が進みまくる美味しさでした。
ただ、個人的には「こんにゃく昆布」の方が若干好みという結果でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.tsukudaniyasan.com
食べログ
つくだに屋さん 2号店
0879-82-6066
香川県小豆郡小豆島町片城甲44-270

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