訪問日:2021年12月23日(木)
料理茶屋 魚志楼

福井県坂井市の三国町にある、明治初期に創業したという老舗料理店『料理茶屋 魚志楼(うおしろう)』。
店名の由来は初代の松崎四郎平という名前から「志楼」が取られたそうです。
建物は国の有形文化財にも登録されているとのこと。
三国港の近くには美味しい海鮮料理店が多いので、個人的に福井県の中でよく訪れるエリア。
こちらもまた魚料理を中心としたメニューラインナップのお店なので、行ってみることにしました。
アクセス
場所は三国駅から徒歩7分くらいの距離。
駐車場はお店から少し南西方面に進んだ先にありました。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には13時過ぎに訪問。
この時店内には先客はおらず私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ




今回こちらのお店で一番食べたかったメニューが『がさ海老丼』。
「ガザエビ」はモサエビやガスエビ、ガラエビ、ツチエビなど、地域ごとに様々な名前で呼ばれるエビ。
標準和名は「クロザコエビ」や「トゲクロザコエビ」というエビですが、似ているためにあまり区別されない場合が多いようです。
漁獲量の少なさや、鮮度の落ちが早くて傷みやすかったり、見た目がグロテスクなど、様々な理由で流通せずに大半が地元消費されるため、なかなか食べる機会がありません。
しかし味は甘エビよりもさらに甘く濃厚で絶品。
入荷が無い場合は提供できないと書いてありましたが、聞いてみたところちゃんとあったので、無事注文出来ました。
感想


【がさ海老丼】1980円(税込)
ガサエビ以外にも漬けマグロ、タコ、アジ、ヒラメ?みたいな白身がそれぞれ2枚ずつ、他にも山椒の葉、大葉、ワサビ、レモン?のスライスが乗っていて豪華でした。
ガサエビは正直あまり美味しそうには見えませんが、プリュッととろける食感で、臭みは無くとても甘くて濃厚な味わい。
あまりに濃厚なのでしつこいと感じる人もいそうなレベル、中毒性のあるたまらない美味しさです。
タコはコリッと弾力があり、アジはプリッとした身で鮮度抜群。
マグロと白身はしっとり食感、特にマグロはスジもなく旨味が濃くて美味しかったです。
ガサエビが美味しいだけでなく、海鮮丼としてとてもクオリティの高い一杯で大満足でした!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
料理茶屋 魚志楼
0776-82-0141
福井県坂井市三国町神明3-7-23
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