名古屋名物カレーうどんの名店！味噌煮込みうどんと融合した『カレー煮込うどん』もお気に入り！【若鯱家アピタ名古屋南店】(愛知県名古屋市)

訪問日：2024年5月3日(金)

独特な特徴を持つ、名古屋のカレーうどん

個人的に名古屋のうどんといえば、味噌煮込みうどんやきしめんが真っ先に浮かびますが、どうやら『カレーうどん』も名物になっているとのこと。

カレーうどんは全国的に知られるメジャーな食べ物ですが、名古屋のものは通常のカレーうどんとは異なる特徴があるようです。

通常のカレーうどんは、鰹節などを使った和風出汁のつゆをベースに、カレー粉を溶いて片栗粉でとろみをつけて作られるそうですが、名古屋では鶏ガラなどのスープをベースに、ターメリックなどスパイスを何種類もブレンドし、小麦粉を炒ってカレールウを作り、さらに魚介類系の和風出汁を加えて作られるそうです。

濃厚でスパイシーな味わいで、麺も極太でコシの強いものが使われるとのこと。

発祥の歴史として、以下のような説が出てきました。

○昭和51年(1976年)創業の「若鯱家」(現在の屋号は「鯱乃家」)がルーツ。

○昭和20年(1945年)創業の「株式会社オリエンタル」の創業者がカレーを普及させるべく、宣伝カーに芸能人を乗せて全国津々浦々まで宣伝行脚した際、昼食にお店で素うどんやかけそばを注文し、それに「オリエンタル即席カレー」を湯溶きして食したものがルーツ。

若鯱家

今回名古屋でカレーうどんを食べに来たお店が「若鯱家(わかしゃちや)」。

上述の通り、「若鯱家」といえば名古屋カレーうどんの元祖といわれるお店ですが、元々「若鯱家」として1976年に創業したお店は1992年に屋号を「鯱乃家(しゃちのや)」に変更したとのこと。

しかし「鯱乃家」の店舗の2階には、現在でも「若鯱家」の看板が残ったままになっています。

私が今回訪れた「若鯱家」は、同じくカレーうどんが看板メニューのお店。

1987年に名古屋市中区栄にて創業し、現在は本社を名古屋市中区錦に置き、愛知・岐阜・三重県と東海地方を中心に、東京・神奈川・埼玉と関東にも進出している、数多くの店舗を展開しているお店。

この2店の関係について、公式で触れられている訳ではないので正確な情報はよくわからないのですが、ネットで調べるとよく出てくるのが、「鯱乃家」出身の方が始めたお店が、先に「若鯱家」として商標登録をしたという話。

こういったパターンは他でもちょいちょい聞きますね。

アクセス

場所は道徳駅から徒歩10分くらいの距離。

駐車場はアピタ名古屋南店のものを無料で利用可能。

混雑状況

この日は祝日の金曜日、お店には20時過ぎに訪問。

この時先客は2人のみで空いていました。

メニュー・商品ラインナップ

今回はもちろんカレーうどん目当てではありますが、同じく名古屋名物の「味噌煮込みうどん」と、看板メニューの「カレーうどん」が融合した『カレー煮込うどん』を注文！

感想

【カレー煮込うどん】1230円(税込)
（メニュー説明）
八丁味噌を使った”なごやめし”味噌煮込うどんに、名物カレーうどんの秘伝のカレー粉を丁寧に溶かし入れました。
地域独特の赤味噌のコクにカレールゥの味と香りが合わさって、奥深い美味しさを醸し出している逸品です。
誕生から十数年間親しまれ続けている隠れたロングセラーメニュー。