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『伯方の塩』初のコンセプトショップ!塩ソフトクリームなど、様々な塩アイテムが充実!【with salt 伯方の塩】(愛媛県松山市)

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訪問日:2025年5月16日(金)

目次

伯方の塩

「は・か・た・の・しお!」のCMでお馴染み、愛媛県に本社を置く「伯方塩業株式会社」が製造販売している「伯方の塩」。

福岡県の博多と誤解されていることも多いそうですが、会社名及び商品名の「伯方(はかた)」はかつて日本有数の塩田地帯であった瀬戸内海の「伯方島」が由来です。

1971年4月に成立した「塩業近代化臨時措置法」により、従来日本で行われていた塩田製法が全廃されてイオン交換膜製塩(塩化ナトリウム99%以上の過精製塩)への切り替えが起こり、製塩業は化学工業化され、1806年から続いていた伯方島の塩田も1971年12月に廃止。

松山市でこれに疑問を持った菅本フジ子氏・西本友康氏らによって自然塩存続運動が起こり、塩田製塩の存続を訴えて5万人の署名を集めて関係各省へ訴えた結果、1973年に「メキシコ・オーストラリアから輸入される原塩(天日塩田塩)を用いること」など生産上の制約を条件に、安心して食べられる塩を自分たちでつくることができるようになったそうです。

「伯方塩業株式会社」は1973年8月13日に創業し、伯方島で塩つくりに携わっていた人々の協力のもと試行錯誤しながら塩つくりをはじめ、1973年12月に塩田の塩を手本に、にがりをほどよく残した「伯方の塩」が誕生。

「伯方の塩」の名前には、「伯方島の塩田を復活させたい」という願いが込められているそうです。

1997年には新しい法律に変わって「イオン交換膜製法」以外でも日本の海水から直接塩をつくれるようになり、2002年には「塩の完全自由化」となって塩の製造・輸入・流通の自由が認められるようになったため、効率的な方法を求める企業や昔ながらの方法を復活させる企業など、塩を取り巻く環境は大きく変わったとのこと。

現在「伯方の塩」はメキシコのゲレロネグロ、オーストラリアのプライスの天日塩田塩を、瀬戸内海の海水で完全に溶かしてろ過したきれいな濃い塩水を原料とし、海水のにがりを含ませる製法で作られています。

愛媛県では「伯方の塩」を使ったスイーツやラーメン、お土産品など様々な塩グルメが名物になっており、食べ歩きが楽しめます。

with salt 伯方の塩

今回訪れたのは、JR松山駅直結の商業施設「JR松山駅だんだん通り」内にあるお店『with salt 伯方の塩』。

こちらは上述の「伯方塩業株式会社」が「ちょっとおもしろいかも、塩。」をキャッチコピーに誕生した初のコンセプトショップで、2024年9月29日にオープンしたとのこと。

フード、スイーツ、ドリンク、雑貨など、「塩」をテーマにした様々なアイテムが揃っているので、とても気になり今回初訪問です。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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