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村上名物の鮭料理と村上牛を同時に楽しめる特選丼セット!【石挽き蕎麦と和食処 悠流里】(新潟県村上市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年8月17日(日)

目次

石挽き蕎麦と和食処 悠流里

新潟県村上市塩町にある和風レストラン『石挽き蕎麦と和食処 悠流里(ゆるり)』。

こちらは店内の石臼で自家製粉したそば、鮭料理と地場の魚介類、村上牛などが楽しめるお店で、2005年8月にオープン。

1934年(昭和9年)に食料品、海産物、酒類の小売店として創業し、主に村上名物である鮭製品の加工販売などを行っている「株式会社永徳(ながとく)」が直営するお店とのこと。

今回訪れた『石挽き蕎麦と和食処 悠流里』は本社所在地でもあり、本社新工場・新社屋完成とともにオープンしたそうです。

『石挽き蕎麦と和食処 悠流里』の隣には、鮭製品を販売している直売店「鮭乃蔵」も隣接しています。

2018年に一度行ったことがありますが、村上名物の鮭料理と村上牛を同時に楽しめる、選べるハーフサイズの特選丼セットがお気に入りで、今回久しぶりに再訪しました。

村上名物鮭料理

鮭は新潟県内の各地で水揚げされますが、特に鮭が遡上する三面川(みおもてがわ)が流れる村上市が主な産地であり、古くから「鮭のまち」として知られています。

村上における鮭文化の歴史は平安時代に遡るといわれており、京の都の朝廷に租税として納められていた記録が残っているそうです。

江戸時代に入ると鮭は村上藩の貴重な財源となり、自然ふ化増殖システムである「種川の制」を考案。

また明治11年に三面川に設置された日本初の鮭の人工ふ化場は「鮭のまち」隆盛の基盤となり、独特な鮭文化を築き上げてきたとのこと。

近年は輸入物の鮭が一年中並んでいますが、新潟県産の鮭は9月半ばから12月まで漁獲され、最盛期は11月。

頭から尾まで大切に食べる文化が根付く村上市には、塩引き鮭、焼漬け、新巻、酒びたし、めふん、飯寿司、はらこの醤油漬など、鮭を使った100種類以上の料理法・加工品があるといわれており、一年を通して美味しく楽しめます。

村上牛とは

「村上牛」は美しい自然の中で、コシヒカリの稲わらと乾草をたっぷりと与えられ、約2年かけてのびのびと育てられた高級和牛。

肉質は色鮮やかで風味が良く、「一味違う黒毛和牛」と賞され、特にサーロインステーキの味が絶品とのこと。

平成8年度には「全国肉用牛枝肉共励会」において、最高位である「名誉賞」を受賞した実績を持ちます。

平成15年9月11日に、新潟県内産和牛の地域銘柄を統一したブランド「にいがた和牛」が誕生しましたが、「村上牛」はこの「にいがた和牛」の中でも、特に厳しい基準をクリアしたものだけが併記可能なトップブランド。

「にいがた和牛」の要件は以下の4項目。

①黒毛和牛の去勢牛又は、未経産牛であり血統が明確であるもの。

②新潟県内で肥育され最長飼養地が新潟県内であるもの。

③品質規格等級において「A」「B」3等級以上のもの。

④家畜個体識別システムにより、生産から出荷までの移動履歴の確認が出来るもの。

「にいがた和牛」の4項目を満たした上で、枝肉格付等級が「A」「B」4等級以上であり、村上市、関川村、胎内市で肥育されたものが「にいがた和牛 村上牛」、新発田市で肥育されたものが「にいがた和牛 新発田牛」として、特例の併記が認められています。

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