訪問日:2019年2月2日(土)
駒形どぜう

江戸時代である1801年に創業、東京下町名物「どぜうなべ」をはじめとした、様々などじょう料理を提供している老舗の名店『駒形どぜう』。
「どぜうなべ」は生きたままのどじょうを酒に漬けて酔わせ、小さい平鍋に並べて甘辛い割下を注ぎ、炭火で煮込んだ料理。
上からたっぷりのネギを乗せ、山椒や七味をかけて食べます。
どじょうを「どぜう」と表記するのは、こちらのお店の初代店主の考案といわれています。
旧の仮名遣いでは「どぢやう」か「どじやう」と書くのが正しい表記だそうですが、文化3年(1806年)の江戸の大火によって店が類焼した際、四文字では縁起が悪いと、当時の有名な看板書き「撞木屋仙吉」に頼み込み、奇数文字の「どぜう」と書いてもらったそうです。
これが江戸の町中で定着していったことから、他店も看板に「どぜう」の表記を用いるようになったとか。
浅草近辺には多くのどじょう料理店がありますが、東京で初めてどじょう料理を食べるので、やはりこちらのお店には行っておきたいところ。
お店は浅草の本店と、渋谷に支店もありますが、せっかくなので本店へ行ってみることにしました。
アクセス
混雑状況
この日は土曜日、お店には12時過ぎに到着。
今回は予約無しでの訪問ですが、4人以上20人未満で予約も受け付けているお店。
しかし予約をした際は、会計の総額10%の予約料がかかるそうです。
店舗の1階は創業以来の江戸情緒をそのままに残す、入れ込み座敷になっており、2階と地下は椅子席。
1階の席は予約を受け付けていないそうなので、予約してないからといって断られることは無さそうです。
今回は同行者と2人での訪問。
店内に入ると1階はほぼ満席というくらい混雑していましたが、まだ若干の空席があったため、待ち時間無しで入れました。
メニュー・商品ラインアップ


メニューにはどぜうなべ、柳川鍋、どぜう汁、唐揚げや蒲焼きなど、様々などじょう料理が並びます。
くじら料理もあり、これは二代目がメニューに取り入れたそうです。
理由はどじょうが一番小さい魚なら、一番大きな魚を売ってみたいと考えたからだとか。
どぜうなべで始まり、どぜう汁で締めるのがお店の定番だそうですが、連食の予定があったので、今回は軽めにどぜうなべと鯉のあらいの2品のみ注文!
感想

【どぜうなべ】1800円(税別)
円形の平鍋にぎっしり盛り付けられたどじょう、鍋はグツグツと炭火で加熱され続けています。
七輪で高さがあるので、入れ込み座敷で食べやすくなっています。
加熱されているうちに汁気が無くなるので、焦げないように随時割下を加えます。

どじょうはすでに火が通っており、上からネギをたっぷり乗せて、お好みで七味や山椒をかけていただきます。
こちらのお店では、どじょうを酒に漬けて酔わせた後、甘味噌仕立ての味噌汁で煮込むそうです。
それをすくい上げて平鍋に入れ、さらに渋みのタレで煮込むことで、臭みが抜けて骨まで柔らかくなるとのこと。
身はふわとろの柔らかさ、骨も全然気にならずそのまま食べられます。
甘さ控えめで塩気が利いた濃いめの味付けですが、出汁の旨みも濃厚でバランスが良く、川魚っぽい特有の風味が味に深みを出しています。。
味が濃いので、たっぷりのネギがさっぱりとし、山椒も爽やかで相性抜群でした。

【鯉のあらい】1000円(税別)
どじょう料理ではないですが、単純に大好物なので注文したこちらの一品。
あっさりと淡白な味わいですが、コリコリとした弾力がクセになる食感、程よい酸味の酢味噌がまた相性抜群です。
どぜうなべは今回初めて食べたましたが、とても美味しかったです。
また別のお店との比較もしてみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト

食べログ
駒形どぜう 本店
03-3842-4001
東京都台東区駒形1-7-12

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