訪問日:2023年11月26日(日)
日南一本釣りカツオ炙り重とは
宮崎県日南市の新・OMOTENASHIご当地グルメとして、2010年5月1日(土)にデビューした「日南一本釣りカツオ炙り重」。
自然の地形を活かした天然の漁場が点在する日南海岸は古くから漁業が栄え、特にカツオやマグロの水揚げが有名であり、日南市は一本釣りカツオの水揚げ高が日本一といわれています。
「日南一本釣りカツオ炙り重」は、刺身やタタキなどの定番の食べ方や、郷土料理の「かつおめし」など様々な美味しい食べ方がある中で、全く新しいカツオ料理として考案されたもの。
刺身で食べられる新鮮なカツオを使い、各店オリジナルの2種類の漬けカツオを用意、七輪で炙った漬けカツオを重箱に盛られたご飯にのせていただき、締めにはお茶漬けにすることも可能。
2024年6月時点で提供食数は35万食を突破したそうで、提供店は2024年9月に公式サイトを確認した時点で9店舗(日南市8店、東京都1店)が掲載されていました。
ちなみに生のカツオを使っていることから、その日の入荷状況によって提供できない日や期間があるそうなので、事前にお店に確認することが推奨されています。
港の駅めいつ

今回訪れたのが、提供店舗の一つとして掲載されていた『港の駅めいつ』。
こちらは県内有数のカツオ一本釣り基地である目井津港にある施設で、2005年にオープンし、南郷漁協が運営。
郷土料理や新鮮な魚が食べられるレストランに、地獲れの魚やバラエティ豊かな加工品・お土産品などを販売する物産館が併設されています。
アクセス
場所は南郷駅から徒歩19分くらいの距離。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には12時10分くらいに到着。
駐車場はほぼ満車状態で、空いている場所を探すのに大変苦労し、レストラン入口前には沢山の人、人、人。。。
満席時は記名制のようなので、店頭にあった名簿を確認したところ、紙2枚分丸々がまだ呼ばれていない人達で埋まっている状態。。。
並びすぎで怖すぎましたし、当分呼ばれないことは確実だったので、とりあえず名前を書いてこの間に1軒別のお店に行き、1時間後に戻ってきたところ残り15組くらいになっていました。
そこからも30分以上待ち時間があり、結局入店まで1時間半、そして注文後提供までに30分ちょいとかなりの待ち時間がありました。
メニュー・商品ラインナップ


注文はハイテクな券売機での食券購入。
今回は迷わず目当ての『日南一本釣りカツオ炙り重』を注文!
感想

【日南一本釣りカツオ炙り重】1500円(税込)

こちらのお店では「特製しょう油ダレ」と「塩ダレ」の2種類の漬けに、副菜はカツオのカツ、マグロのあら汁、あら煮、香の物(※季節によって変わるそうです)。
提供時に食べ方の説明は特に無かったので、私が戸惑っている様子が見えたのか、隣の席の親切な方が食べ方を説明してくれました、感謝です。
まずはカツオ本来の美味しさを生で楽しみ、炙る際は片面だけ軽く炙るのがコツで、最後は店員さんに伝えるとお茶漬け用のお出汁を持ってきてくれるとのこと。

生で食べるとプリプリモッチリ、炙ると香ばしく焼き目がついて締まった食感に、どっちの食べ方でもカツオの美味しさを堪能出来てとても美味しいです。
「特製しょう油ダレ」は九州ならではの甘い醤油が効いた感じで、「塩ダレ」はこしょうやニンニク?も効いた焼肉の塩ダレみたいな感じのパンチが効いた味わい。
個人的には生は醤油、焼きは塩が特に好みでした。

ご飯との相性も良く、重箱のご飯には錦糸卵や刻み海苔、すりゴマもトッピングされていました。

最後はお茶漬けも堪能、カツオも少し残しておいたので、贅沢なお茶漬けに仕上がりました。
この日は日南市の別のお店で郷土料理の「かつおめし」も食べてきたので、日南市の美味しいカツオを堪能できました。

日南一本釣りカツオ炙り重はお店ごとに味や副菜も異なるので、また食べ比べに別のお店にも行ってみたいところ。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
港の駅めいつ
0987-64-1581
宮崎県日南市南郷町中村乙4862-9
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