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和洋中の文化が織り成す長崎ならではの郷土菓子『桃カステラ』の人気店!【万月堂】(長崎県長崎市)

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訪問日:2024年2月9日(金)

目次

「桃カステラ」とは

長崎の桃の節句には欠かせないといわれる、桃をかたどった郷土菓子「桃カステラ」。

ハート形に切り取ったカステラやスポンジケーキ生地の上に着色した糖蜜をコーティングし、マジパン等で作った葉や、餡で作った枝を添えて作られるのが特徴。

桃は中国で古くから長寿の縁起物とされていて、点心にも桃をかたどった「寿桃」や「桃包」と呼ばれるお菓子があります。

長崎では西洋から伝わった伝統菓子であるカステラをベースに作られるようになり、和洋中の文化が織り成す長崎ならではの縁起菓子になっているとのこと。

長崎では女児が初節句を迎える際に、内祝いの品物として用いられたそうですが、現在では節句の時以外にも宮参りや婚礼、出産祝い等の時にも縁起物として贈答されているそうです。

各カステラ販売店では毎年桃の節句の時期に期間限定で販売されることが多いようですが、一部通年販売しているお店もあるとのこと。

万月堂

今回訪れたお店が、長崎県長崎市の愛宕に本店を構える「桃カステラ」が看板商品のお店『万月堂』。

創業は昭和36年(1961年)という情報が出てきました。

最初は伊良林で創業したそうですが、その後本河内を経て、現在地に移転してきたとのこと。

当初はあんこを使った菓子類の製造がメインだったそうですが、愛宕に移転してからは焼き菓子を作る窯を導入したため「桃カステラ」の販売を開始。

現在では看板商品となる人気で、期間限定ではなく通年で販売。

全国菓子博覧会では平成25年(2013年)に名誉総裁賞を受賞。

店舗は愛宕の本店の他、2019年10月1日には初の支店という鍛冶屋町店もオープン。

今回は本店に行ってきました。

アクセス

場所は崇福寺駅から徒歩20分弱の距離、長崎バス愛宕町バス停のすぐ近く。

駐車場はお店の少し南に4台分ありました。

混雑状況

この日は平日の金曜日、お店には朝9時半頃に訪問。

この時先客は1人のみでした。

メニュー・商品ラインナップ

お店によっては様々なサイズや、プレーンの他にチョコ味があったりなどバリエーションがありますが、こちらのお店の「桃カステラ」は比較的大きめのサイズの標準サイズと、特注の巨大サイズがあるくらいでシンプル。

他にも和菓子やケーキのショーケースもありますが、「桃カステラ」のサイズが結構大きいのと、要冷蔵商品になるようなのですぐに食べようと思い、今回は「桃カステラ」のみ購入。

感想

【桃カステラ】920円(税込)

生地はしっとりふんわり、カステラよりもケーキのスポンジに近い柔らかな食感ですが、芳醇でコクのある甘さに、まろやかで濃厚な卵の味わいが際立つのは、まさにカステラの美味しさ。

桃の糖蜜コーティングは若干サックリとした質感で、甘さはかなり強めですが、カステラ生地と合わせるとクドさを感じないバランスの良さ。

サイズも大きいので終盤重くならないか不安でしたが、意外と余裕を残したまま最後まで美味しく堪能。

こちらの桃カステラは特にカステラ生地が好みの美味しさ、今まで食べた中で1番好みかもしれません。

また買いに行きたいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

食べログ

万月堂

095-822-4002

長崎県長崎市愛宕2-7-10 

https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42001420/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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