訪問日:2026年2月27日(金)
徳島名物「れんこん」
徳島県が全国屈指の生産量を誇る農産物の一つ「れんこん(蓮根)」。
年によって順位は変わるものの、徳島県は全国2位や3位が多い印象。
「れんこん」は「ハス(蓮)」の肥大した地下茎を食用にしたもので、畑ではなく主に沼沢地や水田で栽培されます。
穴があいていることから「将来の見通しが良い」という意味や、種が多いことから多産を象徴する「子孫繁栄」という意味など、正月料理や慶事に欠かせない縁起の良い食べ物として親しまれています。
れんこんは白亜紀(約1億4500万年前~約6600万年前)には既に存在していたといわれており、原産地は中国、エジプト、インド、東南アジアなど諸説あるとのこと。
日本においては行田古代ハスや大賀ハスなどが弥生時代から飛鳥時代に既に存在していたと推測されるそうですが、当時の地下茎はそこまで肥大化しておらず、食用のものは奈良時代に仏教とともに伝えられたといわれています。
その後、鎌倉時代から江戸時代に中国から僧が持ち帰ったものが在来種となったと考えられていますが、現在日本国内で流通しているれんこんの品種は、明治以降に中国から導入した品種を改良したものが主流。
徳島県でれんこん栽培が盛んになったきっかけは、塩害に悩み水稲に代わる作物を探していた松茂町の農家ら3人が、大正7年(1918年)に岡山県から種れんこんを持ち帰ったことが始まりといわれています。
元来大部分が湿地であった吉野川下流域の土壌や温暖な気候がれんこん栽培に適していたため、1960年代には行政や農協の補助や奨励などに加え、水稲からの転作の後押しによって急激に産地形成が進んだそうです。
県内の主な産地は鳴門市、徳島市、松茂町などで、中でも県内一の産地となっており、県内収穫量の60%を占めているのが鳴門市。
主な品種は「備中」、「ロータス」、「オオジロ」などで、露地・ハウス・トンネル栽培を組み合わせることで通年出荷されていますが、収穫の最盛期は秋から正月のおせち料理で需要の多い冬にかけて。
徳島県ではれんこんを使ったお土産や加工品が充実しており、れんこん料理に特化した飲食店もあるので、様々なれんこんグルメが楽しめます。
れんまるCAFE

今回訪れたお店は、徳島県鳴門市にある『れんまるCAFE』。
こちらは徳島県産のれんこん、ごぼう、人参など根菜類の加工販売をしている「仲野産業」が、2017年8月17日にオープンしたお店とのこと。
こちらのお店では名産品である「鳴門れんこん」をはじめ、地元の新鮮な食材をふんだんに使ったヘルシーな創作料理が楽しめるので、とても気になり今回初訪問。
アクセス
場所はJR鳴門駅から徒歩11分くらいの距離。
駐車場は店舗表に8台分、裏に14台分あるとのこと(「れんまる」と表記されたスペース)。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には11時半頃に訪問。
この時店内は客入り2~3割くらいの印象で空いていました。
メニュー・商品ラインアップ






メニューを見ると、れんこんを使ったうどん、グラタン、ドリア、カレー、ハンバーグ、ピザ、揚げ物、サラダ、スイーツ、お茶など、本当にバリエーション豊富。
中でも徳島産れんこんを練り込んだ自社オリジナルのうどんを使ったメニューが充実していたので、今回は『蓮根入りカレーうどん』を注文。
感想


【蓮根入りカレーうどん】1250円(税込)
一見パスタのような印象を受けるオシャレなビジュアル。
れんこんうどんは栄養価の高い皮の部分を粉末にし、麺に練り込んだ細うどんだそうです。
れんこん特有の風味などはあまり感じず、うどん特有のモチモチ感よりも、プツッと歯切れの良い食感が際立ち、灰色のような見た目も相まって日本蕎麦っぽいタイプの麺。
カレーはシャバッとした質感であっさりとスパイシー。
具材にもれんこんが使用されており、サラダにもれんこんチップス?や、おにぎりの横にもれんこんのきんぴらのようなものが添えられていました。
カレーうどんはあまりれんこんっぽさや、うどんっぽさは感じませんでしたが、これはこれで美味しかったです。
次回はフライド蓮根など、特にれんこんが主役の料理や、れんこん玉のスイーツなどを注文したいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
れんまるカフェ
088-660-5723
徳島県鳴門市撫養町斉田字浜端北120

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