訪問日:2026年7月22日(水)
冷やしあめ

「冷やしあめ」は米飴や上白糖などに、生姜の絞り汁を加え、釜焚きしてシロップ状にした蜜を水で割った飲み物。
冬にはこの蜜をお湯で割った温かい「あめ湯」や「しょうが湯」として親しまれています。
「冷やしあめ」の起源についてははっきりしていないそうですが、元々大阪や京都などの関西が発祥地といわれています。
Wikipediaによると、幕末の大阪で刊行された画帳「花の下影」に「あめ湯」の屋台が描かれていることから、少なくとも江戸時代末期には「あめ湯」が存在していたと推定されます。
明治時代に入って製氷技術が発達したことから、「あめ湯」を冷ました「冷やしあめ」が登場し、大正時代には関東や東海地区でも親しまれるようになったそうですが、太平洋戦争によって多くの製造業者が廃業し、空襲被害が比較的少なかった京都や奈良の業者が生き残ったため、現在でも関西では夏の風物詩として「冷やしあめ」が親しまれています。
また、原材料である生姜は土佐産が使用されていたことから、生姜の生産量全国1位を誇る高知でも「冷やしあめ」はご当地ドリンクとして親しまれています。
とにまる


今回訪れたお店は、京都府宇治市、お茶と宇治のまち交流館「茶づな」内にあるお店『とにまる 茶づな本店』。
こちらは1964年2月14日に創業し、宇治市で飴菓子の製造・販売を行っている「岩井製菓」の直営店。
京都・宇治でつくられた京あめを少しでも多くの人に味わっていただきたいという想いから始めたお店だそうです。
今回訪れた『とにまる 茶づな本店』は、2021年5月に閉店した「とにまる 宇治橋通店」の移転先として、2021年10月1日にオープンしたとのこと。
他にも『とにまる』の店舗は京都文化博物館ろうじ店舗内に「ぶんぱく店」、清水寺の近くに「茶わん坂店」があるそうです。
京あめと宇治抹茶スイーツのカフェで、「冷やしあめ」はもちろん、「冷やしあめ」をパフェやかき氷、プリンなどにアレンジしたスイーツも提供しているので、今回行ってみることにしました。
アクセス
場所は京阪宇治駅から徒歩4分、JR宇治駅から徒歩12分くらいの距離。
駐車場は茶づなの有料駐車場があり、30分150円ですが、3000円以上の利用で最大1時間30分の駐車サービス券がいただけるとのこと。
混雑状況
この日は平日の水曜日、お店には9時50分頃に訪問。

この時先客は無しで私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ







店内では飴も販売されています。
目当ての冷やしあめ系メニューは、そのままの冷やしあめ・あめ湯の他、パフェ、ラテ、プリン、アイス、かき氷がありました。
今回は「名物ひやしあめ」と「あめ氷」を注文!
感想

【名物ひやしあめ】480円(税込)
米飴と高知県産の生姜の絞り汁を入れた冷やしあめで、さらに追い生姜ができるようになっています。
まずはそのままでいただきましたが、コクのある甘さに生姜の味わいがじんわりと広がり、上品でさっぱりとした後味。
よく冷えていて夏にピッタリの美味しさ。
せっかくなので生姜をおろして加えてみましたが、元の味がしっかりしているので、結構たっぷり入れないと思ったより変化がありませんでした。
しかしやっぱり冷やしあめは生姜たっぷりなのが好みで、いっぱい入れた方が美味しかったです。

【あめ氷】880円(税込)
冷やしあめベースのシロップがかかっている感じのかき氷で、トッピングは多分冷やしあめシロップがベースのゼリーだと思います。
氷はしっとりふんわりとした質感、ドリンクの冷やしあめと比べるとかなり優しめでさっぱりとした甘さ。
ゼリーはあまり生姜感を感じず、プルンとした食感でまろやかな甘さでした。


ちなみに「茶づな」では抹茶や和菓子などの体験コーナー(有料・基本事前予約)、宇治茶について学べるミュージアム(有料エリア)も併設されており、展望テラスからの眺めも良かったです。


特にミュージアムはとても勉強になったので、お茶が大好きな方にはおすすめしたい施設です。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
とにまる 茶づな本店
0774-24-1020
京都府宇治市菟道丸山203-1 お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな

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