訪問日:2019年4月27日(土)
来々軒
数多くの唐揚げ専門店が建ち並ぶ、激戦区として有名な大分県北部(中津市・宇佐市)。

大分唐揚げ発祥の店といわれているのが、大分県宇佐市にある昭和39年創業の中華料理店『来々軒』。
初代店主が農協に勤める義弟から「市場に出なかったブロイラーを、お兄さんのお店で利用できませんか?」と相談を受けたことから、昼の定食に「鶏からあげ定食」を追加。
当時は食料事情が良くなかったことから、「安く肉が食べられる」と行列ができる大人気店になったそうです。
その後、来々軒の向かいで居酒屋を営んでいた「庄助」というお店に教えを乞われ、その頼みを快諾。
「庄助」はその後、居酒屋を辞めて「唐揚げ専門店」としてオープン。
「庄助」は『初の唐揚げ専門店』といわれており、そのため宇佐市は『唐揚げ専門店発祥の地』とされています。
その後「庄助」は、現在「唐揚げの聖地」と呼ばれる中津市で初めて唐揚げ店をオープンした「中津からあげ 総本家 もり山」に唐揚げを伝授。

こうして宇佐市から中津市へと、大分県北部にどんどん唐揚げが広まっていったようです。

大分の唐揚げ文化の源流となったのは、やはり来々軒。
今なお宇佐市を代表する人気店なので、今回宇佐市を訪れるにあたって、1番行きたかったお店です。
こちらの店舗には2012年にオープンした唐揚げテイクアウト専門店『天下とり』が併設されており、そのオープンに伴って、店舗もリニューアルオープンしたそうです。
アクセス
お店の最寄り駅は豊前善光駅のようですが、車で10分くらい離れた四日市という場所にあります。

駐車場はお店周辺に3カ所に分かれており、合計11台分。
混雑状況
この日はゴールデンウィークの土曜日、お店には12時過ぎの到着。
この時店内は満席で、私の前に2組待ち。
名前を書いた後、待ち時間は10分ほどで入れました。
メニュー・商品ラインアップ

メニューはラーメン類と唐揚げがメイン。
今回撮影したのはおすすめメニューのまとめで、実際はもっと中華料理系のメニューも色々あるようです。
唐揚げはもちろんのこと、ラーメン系も食べたいと思い、お手軽に楽しめる2個セットを注文。
ラーメンはどれにするか悩みましたが、「来々軒に来たらコレ食べないと」と書かれた、「稲庭中華そば」を注文しました。
感想

【稲庭中華そば】750円(税込)
秋田の稲庭麺を使用し、なめこのとろみを活かした面白い中華そば。
スープは鶏ガラ醤油のようで、優しいダシの旨味にほんのり酸味が利いたさっぱりと上品な味わい。
具材にはなめこも乗っており、確かにスープ全体がトロッとしています。
麺は平打ちの中細麺で、スルッと喉越しは抜群、食感は少し柔らかめでモチッとした感じでした。
具材のメンマは味が濃くてピリ辛の独特な味わい。
チャーシューは鶏胸肉、そしてなめこはぬめっとしていてラーメンとも相性良いですね。
個人的には少しあっさりしすぎに感じましたが、珍しいタイプだったので食べておいて良かったです。

【からあげ 2個セット】250円(税込)
唐揚げは色々な種類がありましたが、こちらのセットでは王道の骨なしもも肉の唐揚げ。
衣はやや厚めでザクっとした食感。
肉はもちろん柔らかく、プリプリよりはムチっとした締りのある食感。
香ばしい風味に味付けはやや濃いめの印象。
唐揚げを提供し始めた当初は、塩胡椒のみのシンプルな味付けだったそうですが、現在では醤油やニンニク、生姜などを使ったものに改良したそうです。
また、こちらのお店はからあげ専門店に多い継ぎ足しの油ではなく、状態を見てその都度総入れ替えをする方式だそうです。
そのため価格は少し高めになっているとか。
味自体はそこまで衝撃はなく、オーソドックスで美味しい唐揚げでした。
今回は中津にも行って唐揚げを何軒か食べ比べましたが、やっぱりお店ごとで色々違いがあって面白いですね。
まだまだ行きたいお店が沢山あるので、また中津・宇佐で唐揚げ食べ歩きをしたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/usa.tenkatori
食べログ
来々軒
0978-32-0556
大分県宇佐市四日市72

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