訪問日:2025年9月17日(水)
焼鯖そうめんとは
滋賀県の湖北地域を中心に食べられている郷土料理「焼鯖そうめん」。
焼鯖を醤油やみりんなどを合わせた甘辛い出汁で煮込み、その煮汁でそうめんを味付けした料理。
滋賀県には古くから「御食国(みけつくに)」若狭(福井県小浜市)から海産物などの物資を京都へ運ぶ道がいくつも存在し、代表的な物資が鯖であったことから「鯖街道」と呼ばれています。
「御食国」とは塩や海産物など豊富な食材を都に運び、都の食文化を支えてきた地のことで、他に御食国として挙げられるのは伊勢、志摩、淡路。
滋賀県の湖北地域、湖西地域では鯖が入手しやすかったことから、「焼鯖そうめん」や「鯖寿司」など、鯖を使った郷土料理が多いことが特徴。
湖北地域では春になると農家に嫁いだ娘を気遣い、田植えの繁忙時期に滋養豊富な保存食である焼鯖を嫁ぎ先へ贈る「五月見舞い」という風習があり、「焼鯖そうめん」は農繁期で忙しい際に簡単に調理できる料理として重宝されていたとのこと。
また客をもてなす際や冠婚葬祭などのハレの料理としても食べられており、毎年4月に長浜八幡宮の祭礼として行われる「曳山まつり」のご馳走として「焼鯖そうめん」が振舞われるそうです。
翼果楼(よかろう)

今回訪れたお店は、滋賀県長浜市の黒壁スクエアのすぐ近くにある「焼鯖そうめん」の専門店『翼果楼(よかろう)』。
こちらは黒壁ガラス館開業の半年後の1990年にオープンしたとのこと。
元々家庭料理だった「焼鯖そうめん」を名物料理として観光客向けにいち早く提供したお店として知られています。
「焼鯖そうめん」のお店を調べると真っ先に紹介されている印象を受ける人気店。
私も以前一度行ったことがありとてもお気に入り、今回久しぶりに再訪しました。
アクセス
場所は長浜駅から徒歩4分くらいの距離。
駐車場は無いので周辺のコインパーキングになります。
混雑状況
この日は平日の水曜日、お店には13時20分頃に訪問。

この時満席で外待ちは3人、名前は書かず並ぶスタイルで、待ち時間は10分かからず入れました。
メニュー・商品ラインアップ





今回は「焼鯖そうめん」の単品と「焼鯖寿司三貫」を注文!
感想

【焼鯖そうめん】1200円(税込)
そうめんは温かくて程良くシコッと感が残った柔らかめの食感。
見た目ほど味は濃さは感じず、鯖の旨みも溶け込んだ甘辛でコクのある煮汁がしっかり染みていてとても美味しいです。
鯖はほろほろと柔らかく、旨みが業熟されたような味わいで、そうめんと絡めて食べると絶品。

味変には山椒やゆず七味がありますが、特に爽やかなゆずの風味と程良い辛味が利いたゆず七味が相性抜群でした。

【焼鯖寿司三貫】760円(税込)
棒寿司や姿寿司、なれずしなど、鯖を使った寿司の種類は豊富で、焼鯖寿司も滋賀県を代表する名物の一つ。
しっかり火が通っていてとても香ばしく、脂も乗った焼鯖に、生姜と大葉が挟まっていてさっぱりとした後味。
こちらもとても美味しかったので、注文して正解でした。

ちなみに焼鯖寿司は私が注文した後すぐに売り切れたので、ギリギリでした。
この日黒壁スクエアを観光した後、14時過ぎには焼鯖そうめんも売り切れて早めに閉店していたので、やっぱり大人気ですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.instagram.com/yokaro__sabasaba
食べログ
翼果楼
0749-63-3663
滋賀県長浜市元浜町7-8

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