訪問日:2019年3月24日(日)
牛蒡餅本舗 熊屋

長崎県平戸市にある、創業240有余年という老舗の和菓子店『牛蒡餅本舗 熊屋』。
店名にも入っている平戸銘菓のひとつ『牛蒡餅(ごぼうもち)』の有名店。

『牛蒡餅』はうるち米の粉から作った餅に白砂糖や黒砂糖を加え、芥子の実を散らして作る素朴なお菓子。
昔は黒砂糖のみを使用して作っており、長いままのものを茶席で亭主が客席に合わせて切って提供していたもので、その色合いや形状が牛蒡に似ていたことが名前の由来といわれています。
平戸藩主松浦鎮信公を始祖とする、茶道鎮信流の茶菓子としてや、一般町家の人々も慶事・法事の際のお配り菓子として親しまれ、平戸にのみ現代まで受け継がれてきたそうです。
こちらのお店の『牛蒡餅』は第18回全国菓子博において名誉金賞受賞、第19回全国菓子博において名誉大賞受賞、全九州銘菓博覧会において総裁賞受賞と、様々な賞を受賞しているとのこと。
せっかく平戸に来たので買っておきたかった『牛蒡餅』。
平戸で牛蒡餅といえば真っ先にこちらのお店が出てくるので、行ってみることにしました。
ちなみにお店は平戸の本店以外に福岡店、現在は休業中という佐世保店もあるようです。
アクセス
かなり年季の入った老舗感満載の店舗、駐車場は店舗の向かいにありました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には9時前くらいに到着。
この時先客は無しで私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ




店内には牛蒡餅の他、様々な和洋菓子類が並びます。
牛蒡餅の他で特に気になったのは、「カスポール」というお菓子。
これは平戸名物の一つで、通称「カスドース」で知られるお菓子の別称だと思います。
カスドースで有名なお店は蔦屋や湖月堂老舗があり、そちらで購入予定でしたが、食べ比べもしたかったので熊屋でも購入することに。
また牛蒡餅は本来ごぼうが入っていないのが基本のようですが、本当にごぼうを入れてあるバージョンもあったので、そっちを買ってみることにしました。笑
感想


【手造り牛蒡餅(5本入・彩りあわせ)】540円(税込)
内訳は白・黒・桜・ゴマ・抹茶という感じでした。
確かに見た目はごぼうみたいな印象を受けるお餅で、むっちりもっちりした食感、上品な甘みで優しい味わい。
白は特に素朴であっさりとしており、黒は少しコクがあり黒糖の風味も広がります。
白と黒にはきんぴらに使うような細切りのごぼうが練りこまれていました。
ごぼうが入ってどう変わるのかというと、味自体にはそんなに影響がなく、あ、ゴボウ!って思える感じです。笑
桜は葉っぱも練りこまれていて香り高く、ゴマは甘さ控えめで香ばしく、抹茶は上品な和風の味わい、どれも美味しかったです。


【カスポール】190円(税込)
カステラの生地を乾燥させ、といた卵黄にくぐらせた後、熱した糖蜜の中で揚げるように加熱して卵黄をかため、砂糖をまぶして仕上げるのがカスドースの製法。
サイズは大きめのマッチ箱くらい。
確かに中は乾燥したカステラっぽいパサパサの生地に、砂糖のジョリジョリ食感、強い甘みと卵のまろやかな味わいが広がります。
しっとりしたカステラを食べ慣れていると、食感のギャップにかなり驚きますが、慣れるとこの独特の食感と甘さがクセになる美味しさです。


【ブリュレカスポール】230円(税込)
炙りカスポールだと思ったのですが、完全に別物という印象。
生クリームとハチミツ、バターを使った卵液に生地を浸してフレンチトースト風にアレンジしてあり、洋菓子という感じです。
しっとりペタッとした質感で、食感もふわっとしており、何よりキャラメリゼの香ばしい風味が凄まじいです。
香ばしいというか、若干焦げっぽい匂いが広がるくらいがっつり炙られていました。
以外にも普通のカスポールより、こちらの方が好みでした。
こちらのお店では麩饅頭も人気のようなので、次回は未食のお菓子を色々買ってみたいところ。
花かすていらやオランダボーロも気になります。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://hiradokumaya.thebase.in
食べログ
熊屋
0950-22-2046
長崎県平戸市魚ノ棚町324

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